女性用風俗の求人を調べていると、「レッドオーシャン」という言葉を目にすることがあります。店舗数が増え、セラピストの供給も増えている。だから稼ぐのが難しくなっている、という見方です。
ただ、市場を分析してみると、この見方はズレていると感じます。AIDAを立ち上げるにあたって業界全体を調べた結果、競合が多いことよりもむしろ、質の高いサービスが足りていないことの方が問題だという結論に至りました。参入を決めた理由のひとつでもあります。
店舗数は増えたが、サービスの質は追いついていない
女性用風俗の市場は、ここ数年で急速に拡大しました。テレビドラマや雑誌で取り上げられる機会が増え、利用する女性の層も広がっています。それに伴って参入するお店も増え、求人も増えました。
ただ、店舗数が増えたこととサービスの質が上がったことはイコールではありません。多くのお店が未経験のセラピストを短期間の研修でデビューさせ、現場で覚えさせるというやり方を取っています。オイルを塗って体に触れることと、お客様が本当に求めているものを提供できることの間には、大きな差があります。
お客様の側からすると、選択肢は増えたのに「また来たい」と思えるセラピストに出会えない、という状況が起きています。供給過多に見えて、実は質の高いサービスはまだ足りていない。
女性が求めているものは何か
女性用風俗を利用する女性の動機は多様です。セックスレスの解消、孤独感、心身の疲れ、信頼できる相手に触れてほしいという欲求——どれも、日常の中で満たされていないものを抱えた状態で来ます。
そういうお客様に対して、マニュアル通りの施術をこなすだけのセラピストと、その人が今何を必要としているかを読んで向き合えるセラピストでは、体験の質がまったく違います。感想がSNSに投稿され、指名が生まれ、リピートにつながるかどうかは、この差から生まれます。
レッドオーシャンと言われる市場の中で埋もれていくセラピストの多くは、技術も人間力も中途半端なまま現場に出ています。本当に求められているものを提供できているお店とセラピストは、まだ少ない。
質で差をつけられる市場でもある
そもそも、価値のないものが市場に広がり続けることはありません。タピオカが一時期爆発的に流行したのは、実際においしかったからです。本当に価値があるものは残り、そうでないものは淘汰される。女風市場も同じで、質の低いお店やセラピストが増えたとしても、それはやがて自然に整理されていきます。
見方を変えると、これは参入余地がある市場です。お客様が本当に満足できるサービスを提供できれば、競合が多くても埋もれません。指名が入り、リピートが生まれ、口コミが広がる。その循環が一度回り始めると、レッドオーシャンという言葉は関係なくなります。
そのために必要なのは、技術と人間力の両方です。アロマの知識に裏づけられた施術ができること、お客様の緊張をほぐして心を開かせる対話ができること、性感のプロセスを丁寧に扱えること——これらが揃ってはじめて、女性が本当に求めているものに応えられます。
裏を返せば、この水準に達しているセラピストがまだ少ないということでもあります。レッドオーシャンという言葉を聞いて応募をためらっているなら、見ているのは量の話であって、質の話ではないかもしれません。
実際にどんな層の女性が女風を利用しているかについては、お客様がお店選びで何を不安に思い、何を基準にするかにまとめています。
AIDAが少数精鋭にこだわる理由
数を増やすことより質を維持することを優先する、というのは言葉にすれば簡単です。ただ実際には、採用基準を厳しく保ちながら運営を続けることは簡単ではありません。応募が来るたびに妥協したくなる場面もあります。それでもその基準を下げないのは、質を落とした瞬間にお店の信頼が崩れることを理解しているからです。
お客様にとって、セラピストの質にばらつきがあるお店は信頼しにくい。働くセラピストにとっても、質の低い環境では自分のスキルが正当に評価されません。少数精鋭で質を揃えることが、お店としての信頼につながり、セラピスト一人ひとりの指名にも反映されます。
アロマの技術を持ったセラピストが東京の女風市場でどう差をつけられるかについては、アロママッサージを提供する男性セラピストが東京でも少ない理由で詳しく書いています。
まとめ
- 女風がレッドオーシャンと言われるのは店舗数の増加によるものだが、質の高いサービスを提供できているお店はまだ少ない
- お客様が求めているものに本当に応えられるセラピストは、競合が多くても埋もれない
- 技術・人間力・性感への理解が揃ってはじめて、女性が求めるものに応えられる
- AIDAが少数精鋭にこだわるのは、質を維持することがお店とセラピスト双方にとって意味があるから
AIDAがどんなお店かは、お店のコンセプトページでも確認できます。
